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研究開発テーマ

D. 自然エネルギー高度利用技術

D-1 新型風車(FEWIND  Project)
 現在風力発電は数MW機が実用化され5MW機も検討の段階にありますが、FRP製3枚羽根、片持ち構造の風車はほぼ構造的に限界であり、これ以上の改善が困難な状況にきています。そこで根本的に発想を変え、多数羽根、翼環付き、両端支持の新しい風車(Ferris Wheel型)を検討し、さらなる大型化を目指します。

D-2 新型波力エネルギー利用技術(WAVERS Project)
 日本は海洋国家であり海洋資源こそ資源貧国の日本が世界に誇れる資産であります。海洋のエネルギーのなかでも波力エネルギーはその潜在エネルギーが大きく、また技術は大いに改善の余地があるにも拘わらず、日本での技術開発は欧米に比べ大きく遅れを取っており、国の自然エネルギーの対象にすらなっていません。従来の取り組みの問題点を明らかにし、機械工学の叡智を集めた画期的な新型波力エネルギーシステムを構築します。

D-3 新方式海洋温度差利用技術(ACOTEC Project)
 海洋温度差は数十年にわたっていくつかの試みがなされて来ましたが、実用化に至っていません。過去の事例の教訓を生かしつつ、排熱との併用という新方式により、従来成り立たなかったシステムを実用可能となるよう検討します。
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